率先垂範ができる人

天皇陛下は以前の会見で、昭和天皇のお言葉で学んだことに中に「人のことを常に考えること」と「人に言われたからするのではなく、自分で責任をもって事にあたること」ではないかとお話をされています。

全く同感で、私も少年剣道の指導を行っており、日常的に同様の話をします。
・云われてもしない人は…まったくダメな人
・云われてする人は…普通の人
・云われなくても率先してできる人…優れた人
少年剣道を通じて率先垂範ができる人を目指しましょう。

大人になって、「指示待ち型人間」、「ルーチンワークしかできない人」にならないために、今の内に身に付けておきましょう。

剣道の稽古や試合の中で重要なことは、「見る・判断・行動・検証」を即座に行わなければならないということです。
ビジネスの中でも「P・D・C・Aサイクル」が言われていますが、この場合はある一定の期間で行うものですが、剣道の場合はこのサイクルが瞬時に度々繰り返すことになります。

試合中はコーチや監督は声を掛けることは禁止されており、応援も拍手のみです。
と、云うことは一旦試合場に入ったならば、全て自分で考え、行動しなければならないからです。

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