悪いところを直すか、良いところを伸ばすか、この課題は色々なところで疑問を投げかけています。
日本では7割の人が「短所を直す」と答えたそうです。
10人中7人は短所を直すって答えてることになっているそうです。
・小学生の頃の通知表には悪いところより、良いところを大切にしてください。
などの言葉をよく聞きます。
・高校や大学入試などでは、高得点の科目を高くするより、低得点の科目に力点を置く方が合計点は高くなります。
伸びしろが広いことが重要なのです。
・大人になって、仕事で悪いところを指摘されると、新しいことへのチャレンジ意欲を無くして、ついつい無難に過ごそうとする意識になってしまいます。
例えば、人事の面で、適材適所とよく耳にしますが、特徴や長所がある人は人事面で非情に楽に異動させられます。
◆内気で社交性はないので、営業畑は無理だけど、文書や数値にはやたら強いので、経理畑に配置転換した。
また、逆もありますが、何事も無難にこなし、特徴・長所は無い人は、まあ~このままでいいか!となってしまします。
剣道の世界では、ほぼ100%が悪いところを指摘して、なんとか矯正しようとします。
私の例では
●長所を生かす指導方法では、君はココが素晴らしいので、その素晴らしいところを活かして、こんな技を使ったらどうだろうか?
頑張って練習して見て見なさい。
●もう一つは、短所を認めたうえで、短所をカバーし、短所を活かすための技を紹介し一緒に考えていきます。
何れの場合、共に、『はい!』と言って、元気いっぱい取り組んでいます!
注)但し、悪い癖は早期改善が必要なことは言うまでもありません。よ・・・