冬は空気が乾燥しており、竹刀も乾燥には弱く、お手入れが重要です。
まず、中結いをほどきます。
次に柄に結んでいる、弦(つる)をほどいて先皮、先芯を取ります。
竹刀の竹にひび、割れ、ささくれが無いかを点検します。
ささくれは「紙やすり※」で丁寧に取り除きましょう。
割れが有れば、その竹のみを良い竹と差し替えてください。
注:柄の根元には、「ちぎり」と呼ばれる四角の金属片で止めてあるので、
「ちぎり」は取り除いて構いません。
※紙やすりは400番(目の粗いもの)を使用しています。
点検、ならびに補修が終わったら、竹刀油を布に含ませ丁寧に馴染ませましょう。
竹刀油はサラダオイルで代用できます。
組み立てる際には、回転させて組み立てましょう!
弦の反対側は早く傷むため、上下を逆転させて組み立てます。
その時に柄革がきつくて動かない場合は柄革を水で濡らして、タオルを巻けば動きます。
組み立て方は次の動画を参照してください。
中結の位置は全体の4分の1の部分に結ぶこと!
稽古や試合前は必ず竹刀の点検をするように心掛けましょう!